過活動膀胱に悩まれる女性の方へ 腎虚と過活動膀胱の関係とは?

  • 朝トイレに何度も行く
  • トイレが無い場所に行くのが不安
  • 高速道路など車での移動が不安
  • 残尿感がいつまでもある
  • 産後から尿もれが治らない

そんな方は一度ご覧くださいね。

過活動膀胱に悩まれる女性の方へ 腎虚と尿の関係とは?について

今日は自宅でのケアをお伝えします。

過活動膀胱とは?

40歳以上の男女の約8人に1人が、過活動膀胱とも言われています。

その中で、切迫性尿失禁がある人は約半分との報告もあります。

 

原因とされているものは

  1. 神経因性過活動膀胱(神経のトラブルが原因)
  2. 非神経因性過活動膀胱(神経トラブル以外の原因)

の2つに分けられます。

そして、東洋医学からみると過活動膀胱のきっかけは腎のエネルギーが低下する事で起こると考えられます。

 

※東洋医学での腎と臓器の腎臓は少し意味合いが異なります

東洋医学での過活動膀胱の考え方

東洋医学での腎とは、生命力の源となる臓で、成長・発育・生殖に関わります。

腎は幼少期から青年期にかけて成長、発育、生殖に関わり、腎の勢いが衰えると肉体も老いるとされています。

 

乳幼児からだんだんと髪の毛や歯がはえてくるのはこの腎の働きとも言われ、逆に腎が低下してくると白髪や抜け毛、歯に影響が出てくるとされています。

 

腎には大きく2つ

 

  1. 腎陰(水分のもと)
  2. 腎陽(熱の元・津液の巡りを支える)

 

に分かれます。

 

腎は生命力の元であるが、その中でも根源的な存在としてがあります。

 

精には先天の精と後天の精があり、生まれ持ったガソリンと、生まれた後に食べ物などから蓄えるガソリンに分かれます。

腎が低下する事で起こる症状

○腎陰虚で起こる症状

  1. めまい・耳鳴り・腰のだるさなど、、

 

○腎陽虚で起こる症状

  1. 腎陰虚で起こる症状に加えて、虚弱・冷え

 

などがあり、そこから次第別の症状に派生して行きます。

その中に過活動膀胱、なども含まれます。

 

腎が弱る要因

  • 慢性的ストレス
  • 食の乱れ
  • 冷たいものやアルコール
  • 自慰行為のやり過ぎ
  • スマホなどで情報を集めすぎる
  • ワンオペ育児などで睡眠不足

などがあると考えています。

 

自宅でのケア法

腎を補う食事としては

  1. 黒胡麻
  2. 黒豆
  3. 海苔
  4. キクラゲ
  5. 牛肉
  6. にら
  7. 桑のみ

などが良いかと思います。

また、ネバネバ食材の山芋などもおすすめです。

毎日の生活に1つ参考にしていただければ幸いです。

整体院かぐら