こんにちは、神戸市・明石市の整体、整体院かぐら松尾です。
夏が近づくとダイエットを開始される方も多いと思います。
その中で「炭水化物ダイエット」など一度は聞いた事があるかも知れませんが、文字通り炭水化物を制限して行うダイエット方法ですが、そこに潜むリスクなども1度きちんと確認しておかないと行けません。
今日はそんな炭水化物ダイエットについての話です。
今ダイエットしようか考えている、特に30代の女性はご覧ください。
本日の内容
- 炭水化物と糖質の違いは何?
- 炭水化物を取らないと便秘になるの?
- 炭水化物は脳に必要?
- リバウンドの原因は筋肉の痩せ?
- 人により向き不向きのダイエット方法
炭水化物と糖質の違いは?
炭水化物と糖質は少し違いがあり、炭水化物=糖質+食物繊維から構成されます。
糖質に関しては食物繊維は含まれません。
炭水化物を制限する事より大切な事が糖質「白砂糖」を控える事が重要なポイントになります。
料理にも砂糖を使用するのではなく、「オリゴ糖・てんさい糖・黒糖」などに変えるだけでも身体には良い反応が出ます。
炭水化物を取らないと便秘に?
炭水化物を制限してしまうと、大切な食物繊維の摂取量自体減ってしまいます。
食物繊維が不足する事で便秘や腸トラブルなども増える可能性があります。
その他にも糖質の種類でオリゴ糖と呼ばれる糖分があり、この糖は腸の材料となります。
炭水化物ダイエットを行う事で便秘がひどくなった、便が固いなどの悩みがひどくなる方はオリゴ糖が不足している可能性があります。
また、炭水化物は腸以外にも脳に対しても必要不可欠です。
炭水化物は脳に必要
炭水化物を摂取すると体内で分解されブドウ糖に変化します。
このブドウ糖は脳を動かす為にとても重要な糖質です。
炭水化物を完全に止めてしまうと脳に送るエネルギーが不足する可能性があります。
そうすると、脳は緊急時のエネルギー源を使い脳を動かしだします。
その緊急時に作られる物質が「ケトン体」です。
ケトン体とは糖が体内で不十分の状態で行われる脂質の代謝過程で生成される物質です。
緊急時に非常バッテリーで身体を動かしている状態です。
ケトン体とは総称名称で3つが合わさり構成されています。
- アセト酢酸
- β−ヒドロキシ酪酸
- アセトン
が含まれ、一見脂肪の代謝過程で出来るものならいいのでは?
と思われる方もいらっしゃると思いますがケトン体が増える事でどの様な事が起こるのでしょうか?
ケトン体が身体で増えると?
昔理科の授業で、リトマス紙などを使った事はありませんか?
リトマス紙を使う事でその物質が酸性orアルカリ性かを判断出来るのですが、本来人の血液は常にPH7,4くらいの弱アルカリ性に保たれるようになっています。
しかしそれがバランスを崩れ酸性orアルカリ性に傾いてしまう事で様々な症状が出ます。
ケトン体で脳を動かしだすと、このPhのバランスが崩れやすく様々な症状リスク向上も考えられます。
リバウンドの原因は筋肉の痩せ?
人の身体は余分なエネルギーなどを溜めておく貯蔵庫がありグリコーゲンと呼ばれる物に変化して貯蔵されます。
グリコーゲンはブドウ糖が変化したものでエネルギーとして利用されない場合は筋肉と肝臓にグリコーゲンとして蓄積されます。
体内のグリコーゲンの90%は筋肉に蓄えられ必要な時にブドウ糖に分解されエネルギーとして利用されます。
肝臓のグリコーゲンは主に血糖値調整に使用されています。
空腹時間が長かったり、栄養の偏りが起き低くなるとグリコーゲンを分解して血液中に放出し、その後中性脂肪をエネルギーに使用します。
蓄えれている物が使われるならいいのでは?と思われますが、グリコーゲンが分解される過程が問題です。
体重減少は幻?
糖質を制限する事で身体に糖質・グリコーゲンを蓄える際にグリコーゲン1に対し3~4倍の水分が必要になります。
糖質制限を行う事で糖質・グリコーゲンと水分も減ってしまうので、一見体重が減少している様に見えて水分だけ減っている場合があります。
その他にもエネルギー不足になる事で筋肉内のグリコーゲンが使用され筋肉量が低下してしまう為、ダイエット終了後に基礎代謝が低下し、風邪などを引きやすくなったり身体の熱を生産出来ず冷え性やリバウンドの原因に繋がります。
実際筋肉と脂肪では筋肉の方が比重が重いので、運動や筋トレを行うダイエットしている際、体重が増えている場合は筋肉がむしろ付いている可能性もあります。
ここまで糖質制限に関してお伝えしてきましたが、ではダイエットなどを行う際はどの様な事に気をつければいいのでしょうか?
人により向き不向きのダイエット方法
同じ30代の女性でも、仕事内容や生活背景は異なります、あの人はこれで痩せたけど私は、、などは向き不向きがあるので、自分にあったダイエットを行う事で成果はついてきます。
しかし、過度なダイエットや食事制限は今後訪れず更年期の有無に大きく関係すると言われています。
今、更年期で悩まれている方はもしかして、20代30代の頃の食事内容が悪かった可能性もあります。
また、今、20代30代の方は間違った内容でダイエットを行う事で、生理不順や子宮筋腫などの可能性もある為、今日の内容は少し覚えておいてくださいね。
当院では、ダイエットプログラムも作成しております。一人でやるのは続かないと言う方は一度ご相談くださいね。
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