40代50代で足底筋膜炎にお悩みの方へ

こんにちは、神戸市・明石市の整体整体院かぐら松尾です。

最近朝に起きようとしたら足裏に痛みが走りよろけてしまう方や、更年期症状と同じタイミングで足に不調が出た方はこのまま読んで下さいね。

今日は更年期に差し掛かって何故足底筋膜に痛みが出るのかの原因と解消法をお伝えします。

今痛みに悩まされている方や、解決方法を探されている方は是非お読み下さい。

そして、不安や悩みが解消され楽しい毎日が過ごせるきっかけになれば幸いです。

まず、足裏筋膜炎に関しておさらいです。

足底筋膜炎って?

足底筋膜炎とは足の指の付け根から踵(かかと)まで、足の裏に蜘蛛の巣の様に付いている筋膜や腱に炎症により痛みが出る事を言います。

筋膜の場合は足底筋膜炎、腱に痛みがある場合は足底腱膜炎と名前が変わるのですが、同じ足の裏の症状です。

足底筋膜炎の原因は?

一般的に足底筋・腱膜炎の場合原因は様々ですが大きく分けると

  1. 身体の重心のズレ
  2. 足の骨や股関節、骨盤の身体の歪み
  3. 身体の使い方(足の指がうまく使えない場合)

上記の原因に加え40~50代などでは、ホルモンバランスや自律神経の乱れも視野に入れる必要があります。

理由とすれば、その年代が更年期の前後になるからです。

更年期と足の関係性

女性の場合、閉経が近づくと卵巣の機能が衰えて来ます。

卵巣の機能が衰えると、卵巣から分泌される女性ホルモンの1つ「エストロゲン」の分泌量が低下します。

すると脳は卵胞刺激ホルモンを分泌して卵巣からエストロゲンを分泌させようと促しますが更年期を迎えた卵巣は必要な量のエストロゲンを分泌出来ずこれにより、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加というホルモンバランスが起きて更年期の不調が生じると言われています。

その他も更年期発現には加齢・エストロゲンの欠乏といった身体的ストレスに加え、性格などから由来する心理的因子、仕事や家族関係などに起因する社会的環境因子が重なる事もあります。

このホルモンの乱れから一番乱れやすいものが頭蓋骨と内臓になります。

頭蓋骨は脳を守る大切な骨で複数枚が合わさり構成されています。

脳は身体全ての司令塔であり、女性ホルモンなどは脳の視床下部という場所からの司令により卵巣に働き卵巣からホルモンが分泌されます。

視床下部は様々なホルモンをコントロールするとともに、体温調節、消化機能・精神活動などを司る自律神経のコントロールセンターでもあります。

更年期時期にホルモンバランスが乱れる事で脳はどう司令を出せばいいのか混乱し、それを覆う頭蓋骨も歪みます。

整体の観点からみると、頭蓋骨は各内臓と連動しておりよくテレビなどでも、顔の○○にニキビが多いと内臓の○○に負担が掛かっているなど聞いた事ないでしょうか?

頭蓋骨は各内臓と連動している事から頭の骨が歪む事で内臓の機能低下が起こる可能性や逆に更年期で一番負担が掛かる臓器の1つが子宮です。

子宮と股関節は関係性が深く、子宮負担から股関節の可動制限が起こり足に負担が来る場合もあります。

この様に足底筋膜炎と言っても原因などは人それぞれです。

しかし、共通している事の1つが「冷え」です。

冷えで起こる身体の変化

よく「冬になると身体が冷えて辛い」と思う人が多いと思うのですが、冬に限ったものでなく

身体の冷えは万病の元になります。

身体が寒くなると交感神経優位に働き、痛みの感度が上がってしまったりするので冷える事で痛みが2倍・3倍に感じる事があります。

身体を温める事で副交感神経が優位になる為、心身のリラックスや疲労回復などが起こりやすくなります。

一般的に子どもなどは基礎体温がとても高いですよね、約3738くらいだと思うのですが

現代は低体温の人が増えて来ており、体温だけでお話すると

  1. 36.537.0度が一番健康的で免疫力が高い状態
  2. 35.5:日常的に続くと排泄機能の低下、自律神経失調症、アレルギー症状が現れやすい
  3. 35.0:癌細胞が最も増殖する
  4. 34.0:溺れた人が回復出来るかのボーダーライン

と体温が1度下がる事に不調が出やすくなります。

足底筋膜炎の方は足元を冷やさない

冷え逆上せと言う言葉を聞いた事あるでしょうか?

熱は上にあがる習性があり、例を出すと熱気球なども暖かい空気が上に上がる事を利用して乗る物です、身体も同じ様に足元が冷えて来ると熱が上に上がり顔や上半身だけ火照るなどの症状に繋がります。

顔周りが火照る事で、クーラにより使用したり、過剰に冷たい物を飲んでしまう場合があります。

夏場のぎっくり腰なども同じ様に冷えや冷たい物の飲み過ぎから起こる傾向があります。

外出先のお店で、長時間サンダルで歩くだけでもかなり足元は冷たくなるので、映画館やショッピングモールなどは靴下を履いて行く事をオススメします。

しかし、お洒落したい!と言う方も多いと思います。

その場合は1日1回は必ず温める習慣を作って下さい。

自宅で出来る対策としては

  1. 靴下を5本指や足袋靴下に変えてみる
  2. お風呂にしっかり入る
  3. 寝る時に靴下やレッグウォーマを付ける
  4. 身体を温める効果のある食材を食べる(根菜類がオススメです)

育児中の方で、中々ゆっくり入浴が出来ない方は足湯だけでも効果的です。

当院では足の痛みをはじめ、自律神経・内蔵の疲労でお困りの方も多く来院されます。

今、足やホットフラッシュなどでお困りの方はぜひ一度ご連絡くださいね。

整体中お電話を取れない場合があります、その際折り返しお電話させて頂きます。

足底筋膜炎について詳しくはこちら

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