産後の骨盤ベルトは必要?

こんにちは、神戸市・明石市の整体、整体院かぐらの松尾です。

産後の骨盤ベルトは必要?と言う話です。

3分程度で読めるので今、購入を検討されている人はぜひこのまま読んでくださいね。

 

今日の内容

  • 産後の母体の体
  • 産後骨盤矯正は必ず必要なの?
  • まとめ

産後の母体の体

 

出産は女性の人生においてとても嬉しい事もある一方で、妊娠中・産後は女性の体の変化は目まぐるしいものがあります。

お腹に新しい命を宿す事は奇跡とも言えると思います、またそれを大切に育てていく中で家族、友人、多くの協力や多くの不安があった事だと思います。

 

 

出産が終わったら全て終わりと言う訳ではなく、新しい環境や初めての事ばかりで大変だと思います、また、出産直後から子宮は収縮を始め、本来の大きさに戻る過程を子宮復古(しきゅうふっこ)と呼びます。

 

約4週間で元の大きさに近づき、8週間程度で妊娠前の大きさに戻ると言われています。

個人差はありますが、子宮が元の状態に収縮する際に生理痛や陣痛・腹痛の様な痛みが出る場合もあります。

ここまで、大きくなったり収縮をする臓器は子宮が一番かも知れません。

 

そして、臓器が元の状態に戻りながら骨盤も左右でゆっくりと締まってきます。

 

産後の骨盤矯正は必要?

産後は骨盤が緩む、戻さないともう戻らなくなる。

そんな話を聞いた事はありますか?

結論から言うと必ずしも骨盤矯正が必要な訳ではありません。

 

また、産後◯◯ヶ月までにしないと行けないなどもありません。

 

 

しかし、妊娠中に胎児の発育の影響で骨盤が過度に広がってしまったり、母体の筋力、特に腹筋周辺の筋肉が伸びてしまい産後にうまく骨盤周辺が安定しない、肋骨が広がったまま戻りずらくなっている方もいらっしゃるのは事実だと思います。

 

そして、骨盤ベルトでも同様で、絶対にベルトをしないと行けない、していないと骨盤が開いたままになるなどはありません。

必要な人もいれば、しなくても大丈夫なママさんもいらっしゃいます。

 

では、どの様な体の場合、骨盤を整えたり、ベルトを検討すれば良いのでしょうか?

  • 妊娠中から産後にかけて骨盤周辺、恥骨、腰痛などの症状が続いている、もしくは悪化している。
  • 産後から立っているだけでも痛みや常時不安定感を感じる。
  • 産後ゆっくり出来る環境ではなく毎日何かと忙しい
  • 体型た体重が全く戻らない

などの場合は検討する事も1つです。

 

産後は体力も低下している場合もあり、これが一番の問題だと思っています。

体を整える為には体力が必要にはなりますが、毎日授乳で寝不足気味や初産ではない場合他のお子様のお世話もあるのでなかなか1人でゆっくり出来ない場合もあるかと思います。

 

なかなか体が戻らないのは、体力回復よりも体力消耗が勝る場合です。

そんな場合は少しベルトにお手伝いをしてもらう事は良いかと思います。

 

では、骨盤ベルトを使用して今度は外すタイミングはいつ?と思う方もいらっしゃると思います。

当院では

  • 体の痛みや違和感が取れてきた。
  • 不安定感が少なくなってきた。
  • 産後から約2〜3ヶ月経過した。

の場合、ベルトを外す事をおすすめしています。

 

ベルトのメリットは、体の安定力が上がる、慣れない動作をする時のサポートになる

ですが、デメリットはベルトに筋肉が依存してしまう事が挙げられます。

 

長い間、ベルトをすると筋肉が自ら動く事を怠ってしまうケースがあり、ベルトを外すと違和感が出る、不安定を感じるなどの場合は早期に筋トレを開始する事で

早期にベルトを外していけると考えています。

 

骨盤矯正も同様、骨盤周辺の筋肉が安定してくると本来の位置に自然と戻ってくる為、強い矯正はむしろ体に負担がかかってしまうと当院では考えています。

まとめ

いかがだったでしょう。

骨盤矯正や骨盤ベルトは確かに必要な場合もあれば必要ない場合もあります。

今の自分は必要かな?どうかな?と一度自分の体と相談するのも良いかも知れません。

 

その他にも産後のトラブルなどあればご連絡いただけると幸いです。

産後骨盤調整について詳しくはこちら

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