乳腺炎の原因は腸の疲れ? 新米ママさんは読んで下さいね。

出産が終わり、ようやく一段落ついたと思っていましたが今度やってきたのは「乳腺炎」です。

痛みもあって腫れと熱が出て何とか乗り切りましたが今後また症状が出るのが怖いです。

そう思われている1度乳腺炎を経験されたママさん、まだなった事は無いけど不安な方も是非このまま読んで下さいね。

乳腺炎の原因は目にある?自宅で出来るケア方法とは?についてお話していきます。

その前にまず乳腺炎についておさらいです。

乳腺炎とは?

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乳腺炎は産後にどんどん生産される母乳に対して赤ちゃんが飲まない、飲む量が少ない、ママの食事の偏り、身体の歪みから血行が悪くなりつまりやすくなるなどの事から起こり

  1. 乳房が赤く腫れ痛みが出る
  2. しこりなどが出る
  3. 熱が出たり寒気がでる

またママの4分の1は胸に何らかのトラブルが出る場合があり、産後1ヶ月以内に負担がかかる方が多くいらっしゃいます。

乳腺炎の前触れ

  1. 母乳の出が悪くなってきた
  2. チクチク・ヒリヒリと胸が痛む
  3. お風呂場なので触るとしこりみたいに固い部分がある
  4. 乳頭に白い塊が出てくる

などが上げられます。

 

乳腺の働きにホルモンが関係している

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よく生理前になると胸が張った感じがするなどあると思いますが、乳腺は卵巣から出る2種類のホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の刺激により乳腺組織が増殖したり発達します。

そのホルモンのバランスにより母乳を乳頭まで運ぶ為の乳管を発達させ繊維性の結合組織や脂肪などの間質を増やすと言われており、間質に含まれる血管がホルモンの影響で拡張する事で胸のはりを感じる人もいます。

乳腺炎の原因は母乳のつまりだけが原因ではない?

【生活】スマートフォンを見て顔をしかめる女性

乳腺炎は母乳が乳管につまる事で起こる「急性うっ帯性乳腺炎」

と細菌のなどが入り込む事で起きる「化膿性乳腺炎」があります。

急性うっ帯性乳腺炎は初産の方などに多く、授乳に慣れていない場合や体型を元に戻そうと産後から無理にダイエットをする際など起こる場合があります。

急性うっ帯性乳腺炎の予防策として、胸周りを軽くマッサージと搾乳をしながら要望しましょう。

化膿性乳腺炎は乳頭などの傷や裂傷から細菌が入る事で起こる場合がありその際は授乳を一度中断し掛かり付けの産婦人科さんに相談下さい。

ひどい人は出産より痛かったなど言われる方も多いので要注意です。

その他に原因と考えられる事はママさんの母乳の質です。

母乳質は血液の質で変わる

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母乳はママの血液から作られるものでママが摂取したものが母乳に大きく影響すると考えられます。

その中で血液にもっとも関連があるとすれば腸の働きです。

え!?腸と思われる方も多いと思います、簡単に腸の働きを説明すると

  1. 病原菌の侵入を防御
  2. 食物の消化吸収
  3. 栄養の補給
  4. 有害物質の分解
  5. 免疫系の活性化と調整
  6. 神経・大脳系の調整
  7. 必須アミノ酸ビタミン・ミネラルなどの調整

この様に腸には様々な役割があります。

整体の中でも腸に負担が掛かってくると鎖骨の下にしこりが出てくる場合がありそれをほっておくと乳腺炎になる可能性も考えられます。

では自宅ではどのような事に気をつけたらいいのでしょうか?

その1乳製品を取り過ぎない。

乳製品は健康志向の方が多く摂取している風潮がありますが、日本人などのアジアの人々は乳製品を吸収する酵素がそもそも少なくそれが腸に負担をかけ腸の消化不良の形になる方もいます。

カルシウムなどを考えるとやはり日本人は魚などがオススメです。

また腸に良いものとすれば納豆や漬け物がおすすめです。

よく乳腺炎の際の母乳はドロドロしており水分量が少ない傾向にあります。

授乳の際にもママの水分も赤ちゃんに流れていくのでこまめに摂取しましょう。

その2肉食を減らし和食をメインに

日本人は元々穀物などを主食にしており、その為西洋人より腸が長い傾向にあります。

その為欧米文化の様に多く肉を取り過ぎるとバランスが偏る場合があります。

しかし、全く取らない方がいいのかと言えばそうでもなく、大切な物は「質」です。

人の身体に適しているのは動物性の蛋白質になるので逆に植物性の油を過剰に摂取したり、植物油メインは控えた方が良いです。

もちろん、動物性の物も産地やその動物が何を食べて育ったのか?

しっかり調べる事の予防の1つです。

その3肩甲骨体操

乳房は胸の筋肉(大胸筋)に引っ付いています、背中の肩甲骨の動きが悪くなる事で前面の胸筋の動きを阻害する場合があり、胸筋が固くなる事で乳腺の流れや血液循環も低下してしまいます。

また、肩甲骨は骨盤とも連動しているので産後の骨盤が歪んでしますとその影響で肩甲骨にも負担が掛かる場合があります。

肩甲骨体操のやり方

肩甲骨を上下に時計回りに10回動かしましょう

  1. 体操の注意点は無理に動かさない
  2. 強くし過ぎない
  3. 毎日こまめに行う

です、この3つに注意して行いましょう。

まとめ

子どもが生まれると、幸せな時間が増え、また環境が変わる事から心身の疲れも出やすくなります。

今、乳腺炎でお困りの方は参考にしていただければ幸いです。

産後の不調でお困りならいつでもご連絡下さいね。

産後骨盤調整について詳しくはこちら

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