胃の不調でお困りの方へ、自律神経と胃の関係性とは?

  1. 食後に胃のむかつきがある
  2. 胃の検査をしても異常は無いと言われた
  3. 胃の不調は遺伝するの?
  4. 長年不安感がある

こんな症状や逆流性食道炎症状、機能性ディスペプシアにお悩みの方はこのまま読んで下さいね。

今日は胃の不調でお困りの方へ、自律神経と胃の関係性とは?についてお話していきます。

 

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今日の内容

  • 胃と自律神経の関係
  • 胃と横隔膜との関係
  • 自宅での対策

になります。

では、本題に入ります。

胃と自律神経の関係

最近では、緊急事態や在宅ワークなどの環境の変化やニュースの報道により少なからず神経が高ぶられている方も多いかと思います。

 

胃などの消化器の働きは自律神経によってコントロールされています。

自律神経には2種類あり、交感神経・副交感神経に分かれ、車を例にすると、アクセルが交感神経・ブレーキが副交感神経となります。

そして、胃のバランスはとても良く出来ており、また繊細でもあります。

 

 

 

すごいぞ胃

食べ物を、消化・殺菌などを行ってくれるのが胃液です。

 

この胃液の主成分は、塩酸とペプシンという消化酵素で出来ています。

その為、胃液は強力な強酸性で出来ており、鉄なども溶かす程の作用があると言われており、1回の食事で約0.5リットル、1日平均なんと2リットルも分泌されています。

では、鉄を溶かすほどの強酸性の胃液が胃を攻撃しないのは何故でしょうか?

すごいぞ胃液その2

強酸性で出来ている胃酸が胃を攻撃しないのは胃液に含まれる「粘液」と言われるものを分泌し胃の表面を保護してくれる為胃が傷付かなくなっています。

しかし、自律神経のバランスが何らかで乱れる事で副交感神経を刺激し過剰な胃酸を分泌してしまい、同時に交感神経の作用により胃の血管を収縮・粘液の分泌を減少させてしまいます。

その結果として胃の不調が出てしまいます。

 

そして、胃に深い関係があるのが「横隔膜」です。

横隔膜と胃の関係とは?

横隔膜は薄い膜のようなもので、横隔膜を貫通するように食道から胃へと繋がっています。

つまり、何らかの影響で横隔膜が捻れる事で胃の方に負担がかかってくる可能性があります。

 

また、横隔膜が捻れ、硬くなってくると肺への影響が出てきます。

最近なんだが呼吸が浅い感じがする、肋骨や肩こりがするなどももしかすると横隔膜がねじれてきている可能性があります。

では自宅でのケアはどのような事をするのが良いのでしょうか?

自宅でのケア方法

  1. 腹八分目を意識する
  2. 甘いもの(砂糖やジュース)を控える
  3. キャベツや塩昆布を食べてみる
  4. 深呼吸を1日数回行う

などが良いかもしれません。

1.2.3は胃のケアとなり、4は自律神経のバランスを整える為のケアとなります。

是非一度お試しくださいね。

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